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22年 

22年前、私は病院での実習に明け暮れる学生だった。
病棟に出ても、学生にできることはそんなになく、手持ち無沙汰に病棟内を漂う毎日。 そんな中その人は入院していた。
浮遊学生にとって、訪れる病室があることほど嬉しいことはない。
その人も病気を抱えながらの出産を控え、心細かったことだろう。
私たちの訪室を楽しみにしてくれていた。

以来年賀状をやりとりする間柄に。
その時生まれた赤ちゃんが年々成長していく姿は、なんだか我が子を見ているようで嬉しかった。

昨日その人から突然(つか、初めての)電話をいただいた。
旭川に所用で行くことになったので会えないか、というものだった。
仕事を終え、待ち合わせ場所に一目散。
一度見た顔は忘れない本領発揮ですぐに見つけれた。
積もる話で時の経つのはあっという間。
子どもさんには事あるごとに私の話をしてくださっているそうだ。
こんな私が、誰かの人生の中に居場所をいただいているとはにわかには信じがたいが、ありがたいことである。

「いつか会えたら渡そうと思っていた」と用意してくださった絶版の絵本をお土産に頂いた。
ありがとうございます。 賢治、大好きです。

カテゴリ: 日記

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この記事に対するコメント

涙が出そう

>「いつか会えたら渡そうと思っていた」
こういう科白を言ってくれる人がいるって、凄くいいですね。

えびを #- | URL
2006/10/02 19:58 * 編集 *

うん!(^-^)

話してるうちに自分たちや子どもたちの共通点がいっぱい出てきて、そんなことにも つながり を感じました。

季里 #kVKk.AVY | URL
2006/10/02 21:00 * 編集 *

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